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さすがに8冊=170話読むのは時間かかったわ。いや期待通り面白いけどね。アニメ観てるからむろみさんの声がゆかりんの声で脳内再生されるので楽しい楽しい。それにしても人魚ねえ。なんでも名島センセ、「君の絵柄で下着姿の女性を描くのは許さん」って言われて、「じゃあ人魚描いちゃる」ってんで人魚の漫画になったそうだけど。なんかいわゆる「萌え」は無い。普通のギャグ漫画なんだけど、とにかく人魚がいっぱい出てきて(あ、リヴァイアさんは人魚じゃないのか？)、その一人一人の個性が猛烈に強烈なのでそれだけで笑えるからちょっとズルいかも。(人魚を「一人」って数えてえーんかいな？) 正直、作品開始当初より最近は脇キャラ人魚の方がキャラ濃ゆいので、ヒロインのはずのむろみさんの影が薄いような気もする。…なお。こーゆー比較をやると作者さんに嫌われそうだが、同じ「海から来た人外」が主人公の「侵略！イカ娘」とどっちがおもろいか？ っていうと、ギャグ部分だけならむろみさん圧勝。イカちゃんギャグが落ちてないことあるし。ただし、前も書いたけどイカちゃんは「面白いか面白くないかで言うとイカちゃんかわいい！」な作品だからそれはそれで大変よろしい。まあトータル五分ですな。むろみさんもイカちゃんも引き続き買って読むつもりである。