2013/01/08

【プリキュアはもはや国民的コンテンツである】だって次の「ドキドキ!プリキュア」で実に10作目=10年目、初代と5が2年やったのを抜いても8代目よ。そもそも、幼女向けアニメは一人の幼女に長く観られることは無い。幼女は1年も観れば卒業してしまうから。別にプリキュアに始まった話じゃない、古くを言えばセーラームーンとかも同じ。にも関わらず、丸10年も同じ方法論のコンテンツが通用するんだから、これは本物だと認めざるを得まい。ガンダムシリーズ・仮面ライダーシリーズ・ウルトラマンシリーズ・戦隊ヒーローシリーズに並ぶ、もはや日本を代表するコンテンツだと言っちゃっていいんじゃないの? あとは海外での評判くらいじゃなかろうか。例えば、高橋留美子の「うる星やつら」はイタリアで大受けして、「イタリア人男性は一度はラムに恋をする」と言われたそうだ。(伝聞、出典を探してみたが見つからなかった。) プリキュアは基本1年で完結だから、うる星のラムのように強烈なヒロインキャラは生まれないかもしれないが(うる星は原作で言うと366回も続いた化物だから単純比較はできない)、ここまで方法論が一貫していれば海外で人気のプリキュアが生まれたっておかしくは無いだろう。「キルミーベイベー」のあぎりさんが多くの外国人男性の心をくぎ付けにしたように。「プリキュアはただの子供向けアニメではない。」 認めざるを得ないんじゃないだろうか。少なくとも、「プリキュア好きな大人=性犯罪者予備軍」みたいな短絡的な考えがいかに邪道か、はご理解いただけるんじゃなかろうか。とりあえず私は観ますよプリキュアを。ご大層な論議はともかく、単純に面白いから。「子供向けなのに大人がどうこう」言う輩には、「とりあえず1年観てから言え」というところだ。
【追記】次に日本を代表するコンテンツになりそうなのはアイマスではなかろうか。アーケードに登場したのが8年前の2005年、2007年にキャラのみ借用した「ゼノグラシア」で1回目のアニメ化、原作通りのアイドル活躍ストーリーとして2回目のアニメ化されたのが2011年。今年はスピンオフ(?)の「ぷちます」がアニメ化。モバゲーの「アイドルマスターシンデレラガールズ」(通称モバマス)も好調のようだし。(ただし、個人的にはモバマスはキャラが多すぎて追えないので触っていない。ゲーム自体もタダの課金ゲーのようだし。) この先がおおいに楽しみだ。