POSデータをめぐる日本の決済業界とアドテク業界の攻防
SEとして長く小売業・POSシステムに関わってきたので、こういう記事は面白く読む。POSデータの活用ってもうずーいぶんと昔から言ってて、ある程度のことはやってるんだけど、実質経営を左右するような重大なマターににはなっていない。だからこういう話は大いにアリだろうと思う。けど、「個人情報である」っていう事実はきっちりついてくる。記事でもちょろっと触れてはいるけど。変な話かもしれんが、Amazonが「あなたへのお勧め」をしてくるのだって、購買履歴と言う個人情報を使っているので、ことによっては法に触れかねませんよ？　っていうことだ。Tカードで小売業界牛耳ろうとしてるCCCとか、高木先生にしょちゅう突っ込まれてるし。どこまでならアリか、を手探りでやっていこうっていうのは、やる側からすると「そうでもせんと何もできん」って言うんだろうけど、本当はこれ先に法的にどうなのかっていう判断が出てほしいなあ。「それはプライバシー侵害だ」って言っちゃってからじゃ遅い。