2013/10/15

「生産性の概念の欠如」がたぶんもっとも深刻
もっともらしいことをおっしゃっているが。もう20年以上前のことになるけれど、とある製造業の生産工場管理システム構築に携わっていた時。顧客(=製造業の方)に口酸っぱく言われたのが「知恵が出ないなら汗をかけ」だった。いや、私としても生産性を考えることの重要性を否定はしない。無駄な残業とかはしたくない。しかし、この記事中にあるように「製造業の現場ではもっとシビア」なのって本当か? 業種問わず、生産性の向上にはちゃんと取り組んでいるけど、それで賄えない部分はやっぱり「汗をかいてる」んじゃないの? 個人的に「汗をかく」ことを美徳とするのは嫌だけど、日本の非製造業が生産性向上に前向きでない、ってことは無いと思う。 …いや。ダメなのかもね。前にも書いたけど、私って「誰かがやらなきゃならんのに誰もやらんのなら俺がやる」っていう人なので。「それをやらないためにはどうすれば良いか」とか考えたことないわ。そんなこと考えてる間にやらなきゃならんことを片づけた方が圧倒的に早いので。結局「余裕」が無いのよ。それを美徳だとは思わんが、ただ「おまえら生産性を向上させろ」って言われて、ハイそうですかやります、っていうわけにはいかんなあ。どうすりゃいいのかは私にもわからん。申し訳ない。