2015/08/08

数学はファンタジーだと思う

街で見かける形をストローでつくる
正四面体
位相同型
ポアンカレ予想
双対多面体
ねじれ双角錐
星型八面体
星型正多面体
正五胞体
四次元における正多胞体
出だしは最初のリンクのデイリーポータルの記事で、学術的に文系学問しか学んでこなかった私が分からん用語を次々とウィキペディアで引いていったら、最後は四次元にたどり着いた。 …学問は押しなべて究めるとみなファンタジーなのかも知れないが、数学は特に顕著にそうなのではないか。私が理系学問に挫折したのは、中学で因数分解の授業を真面目に聞かなかったため、以降全ての理系学問が苦手になってしまったからである。もしその挫折が無かったら、ファンタジックであるが故の「学問的面白さ」に惹かれ、私は数学者になっていたかもしれない。だって四次元って人類は永久にその実在を知覚できない物でしょう? なのに四次元の立体(四次元に立体って在るのかな? 分からんが)の表面積や体積を算出する公式が在るのよ。これをファンタジーと言わずに何をファンタジーと言うのか。そういう方向に思考を発展させることはたぶん純粋に面白い。私は基礎知識の欠如さえなければ熱中しそうだ。素敵だと思う。 …リアルでは(たぶん)どこまで突き詰めても実用にならないのであろうが。