2012/12/18

アニメ ガールズ&パンツァー 第9話「絶体絶命です!」 バンダイみんスト

また危うく見逃すところだった。アラーム仕掛けておいて良かった… 絶体絶命の状況下、西住殿はあきらめない。あえて敵包囲網のいちばん厚いところをついて意表を突き、カメさんチームの38tを犠牲にしつつ突破に成功する。しかし始まるプラウダの猛追。追撃隊には恐怖のIS-2。大洗女子のフラッグ車八九式をウサギさんのM3とカモさんのB1bisが文字通り体を張って守る中、あんこうチームのⅣ号とカバさんのⅢ突は敵フラッグ車を探す。見つかったプラウダのフラッグ車は逃げ出し、その守りに「ギガント」の別名を持つ超重戦車KV-2登場。しっかしぬぁんと。華さん、冷静な照準射撃で一撃で撃破。マジか。KV-2は独ソ戦において橋頭保となる街道の分岐点にたった1輌で留まり、独軍侵攻を食い止めた伝説のある重戦車中の重戦車だぞ。華さん凄すぎる… そして、プラウダのフラッグ車が単純に逃げ回っているだけなのに気付いた西住殿は、Ⅲ突を潜ませてⅣ号と挟み撃ちにし、プラウダのフラッグ車撃破に成功する。が、一方盾となるM3とB1bisを失っていた八九式も、ほぼ同時にIS-2の砲弾を受けていた… 今回これで引きね。いや逃げ惑う八九式の描写凄え。逆立ちしそうなほどの激しい挙動でIS-2の砲撃をかわすかわす。最後捕まっちゃったけどこの描写は凄いな。CG班死んでるんじゃなかろうか。そしてこのクオリティだから、11話以降が来年3月になると。…いやそれはなんだかなぁと思うけど。いやでももう面白いから許すわ。許すよ。だからちゃんと最終回までやるのよ。打ち切るようなことしたらタダじゃおかんからな。
で、そんな裏ではTVで第10話放映された訳だが。大洗女子の戦車がまた増えるらしい。1輌は既報の通り三式だが、もう1輌が。
ヘッツァーかよ! …いや面白いけどさ。趣味丸出しなんじゃねえの制作陣。「実質的に戦車ではなく、機動性を持ち全面装甲化された対戦車砲にすぎない」「車内レイアウトの関係上、車体右側が死角となり、他の乗員と隔離され後方に位置する戦車長からの前方視界は悪く、車内の狭さと合わせ、当時の乗員からの評判は良くなかった」という、一種変態扱いされる車輌だぞ。それでも旧独軍の戦車の中では成功した部類だと言われるが。そして、次回決勝で戦う黒森峰の車輌。既にお気づきの通り、大洗女子と戦う各校の編成は二次大戦時の各国を真似た編成になっているが、大ボス黒森峰の編成はとうとうキタね、なドイツだ。ティーガー、パンター、ヤークトパンターだって。ヤークトパンターが搭載する71口径8.8cm戦車砲って、かのソ連が誇る重戦車IS-2の前面装甲を、2.3キロの距離から貫通する、というとんでもない代物よ。しかも車輌数は20輌だそうですよ(内訳は分からん)。…無理ゲーじゃね? なんか難易度調整に失敗した「大戦略」かなんかをやらされてる気分だな。どうなるのだろう。10話は戦闘開始まで。11話は来年3月までお預け。ううむ早く観たい。あと、どうせ経済的余裕が無いから無理だろうけど。このアニメ流行ったせいで、戦車のプラモデルが猛烈な勢いで売れてるそうな。アニメに合わせて発売されたアニメと同カラーリングの八九式は瞬殺の勢いで完売で、既存のM3リーのプラモも常時品切れ状態らしい。プラモなんてもう30年以上触ってないけど、作ってみたい気もするなぁ。面白そうだよなぁ。うむむむ色々と刺激されるアニメだ。傑作かも知らん。ともかく次を早く観させて。
【追記】黒森峰の編成には加えてヤークトティーガーまでおるそうな。「128mm PaK44は大戦中最強の対戦車砲であり、連合軍のいかなる戦車であろうとも撃破が可能で、建物の反対側に隠れたM4中戦車を撃破した記録もある。」のだそうですよ。無理ゲーに拍車がかかったな。唯一勝ち目があるとすれば黒森峰は重戦車ばっかりなので、ぬかるみ等足場が悪いと動けなくなることかな。どうやって勝つか。わくわくが止まらない。3月待ち遠しい。