【去年どころかもっと昔のアニメの話】「おねがいマイメロディ」。第1期は2005年4月～2006年3月、全52話。…もう7年前なのか。これについては以前はてダで書いたので記憶のある方もおいでかも知れないが。ともかく、サンリオキャラだからふわっふわの完全お子様向け安全無害アニメを想像されたら、それはとんでもない間違いである。なんだってまた御大キティに連なるはずのマイメロのアニメが、こうもカオス満載のスーダラギャグアニメになるのか。サンリオの意図が未だもって読めない。何がしたかったんだ。とにかく予想外の展開、予想外の結末。そして大爆笑。これを毎週日曜朝9時半から観せられるとは。とにかく稀代の名アニメ、いや迷アニメかな？　であることは間違いない。観られる方はぜひ一度。あと、忘れちゃいけないのは、こうも毎回ギャグ満載の爆笑アニメのクセに、年に数回だけシリアス回があった。特にクリスマス回はいまだもって伝説と語り継がれる名作である。これを観て泣かない人はたぶん居ない。

これだけ観てもわからないと思うので、ぜひ全話観ていただきたい。この回が如何に異質なものか。かつ、素晴らしいものか。
あと、第2期として続けて放映された「おねがいマイメロディ 〜くるくるシャッフル!〜」において、第1期の悪役ラスボスであった柊恵一に、これも全く予想のつかない強烈なキャラクターを与えたことも忘れてはならない。

このおかげで第2期は1期を上回るスーパー超カオススーダラギャグアニメになってしまった。もうなんでこれをサンリオキャラでやらなきゃならんのか全く理解できない。理解できないが毎回爆笑する。いや忘れられないアニメだ。金さえあればDVD揃えるんだがな。くそお。