http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20121204/441882/
55億って…官公庁の仕事ってそんなに儲かるのか。過去私が携わった最大の案件で確か7億だ。各大手が商談獲得に必死になるわけだなぁ。この話、NTTDの贈賄が致命的だが、いったん前提を根本からひっくりかえしちゃった特許庁が悪いねぇやっぱ。そうでなくても、既存システムのリニューアルってのは大変なのに。昔、某大手非鉄金属の工場の生産管理システム移行に最上流から携わったが、何が大変って既存システムの仕様を理解するのが大変だった。当時ドキュメントは全部紙だ。壁一面を埋め尽くす8センチ箱ファイルの中身を、とにかくつぶさに読んでいくしかない。既存システムの理解に1年かかった。そのプロジェクトで一番残業が多かったのもその期間だ。大規模システムの移行や再構築は、ユーザが考えてるよりも圧倒的に手間がかかる、ということをユーザ企業は理解してほしいなぁ。だいたいの場合、「既存システムが現存するんだから改修は簡単でしょ?」っていうスタンスで来るのよねユーザさんって。既存する方が大変なんだって。分かってくださいお願いです。