2012/08/11
グレイトフルデッド・ビーンベアについて補足。各エディションのベアは一定数生産されると生産が打ち切られる。これを「リタイヤ」といい、すでに生産が終わっているベアを「リタイヤド・ベア」と呼ぶ。で、例えば、「エディション2のジェリーは148,224体でリタイヤになった」という情報が公開されている。いや、公開されていた。現在の製造元LiquidBlue社のサイトで、当時は各リタイヤド・ベアごとに生産数が公開されていた。よって、リタイヤド・ベアは各ベアごとに、どの程度希少なものかが分かるようになっていたのだが。今はエディションごとの紹介すらなく、最新エディション(=16?)のベアが公開されているだけである。私もベアごとの生産数はさすがに覚えていないが、例えばエディション1の「サムソン」(紹介したデリラ/ディライアと対になるベア)は生産数が比較的少なく、それゆえに高額で取引されている。また、エディション1のベアに限り、初期生産型は首回りの飾りがマジックテープで外れるようにできており、それは希少価値があるとされていた。当時日本国内でベアを扱う店は少なく、あってもやたら高かったりしたので、もっぱらオークションサイト「eBay」で落札して個人輸入してた。今はアメリカのアクセサリーを扱うような店ならたいてい売ってるんじゃないだろうか。一時のブームも去ったし、希少ベア含め今は法外な値段になっていない。例えば紹介したブラック・ピーターは当時1体3万円もしたが、今は2万円前後である。筋金入りのコレクターなら全エディション揃えてるだろう。私はもうこれ以上増やすつもりないが。今持ってるベアを売るつもりもないし、このままだと墓場まで持っていくことになりそうな。まぁコレクション品なんてものはそういうものでしょう。