2012/10/05

昨年末にクビになって以来、なにしろ私は金が無いので、欲しいものがあっても我慢するしかなかった。実際そうしてきた。が、我慢ばかりでは精神衛生上良くないのではないか? と思い、思い切ってかねてからの課題であった電池切れのG-SHOCKを電池交換に出してみることにした。先に書いたように、1本につきだいたい2千円ぐらいのはず。6本有るうち、経年劣化でどうしようもない2本(白スケが変色しまくって汚い黄色になってるやつとか、塗装が剥げちゃって何色だったのか分かんないやつとか)はあきらめることにして、4本持って某家電量販店へ。…そしたら。今は電池交換は「修理」扱いで、店頭での交換はできないのだそうだ。メーカーでの交換に3週間程度かかる上に、1本につき¥3,150ですってよ奥様。しかも、持ち込んだのはいずれももう10年以上経ってる代物なので、もし防水に問題があるとパッキンの交換が必要で、その場合は1本につき¥3,750だそうですよ。かつ、4本のうち1本はもうすでに部品の供給が無いということで、電池交換を断られましたよ。こないだのNIKEスニーカーと全く同じ状況ですな。Gって丈夫なのが取柄でいつまでも使えるものだと思っていたが、全然考えが甘かったということだ。3本で1万円以上かかるってことは、新品のGを1本買えちゃうのですよ。交換に出すより新しいの買った方が良かったか。なんだか自分が時代に取り残されてる感が凄い。3本のうち1本はサッカーの'98フランスワールドカップの記念モデルですよ。もう前世紀なんだもんなぁ。直らなくてもしょうがないのか。落ち込むわ。…落ち込んだってしょうがないんだが。しょうがない、下手をすると3本とも「修理不可」で帰ってくるかもしれないけど(そうなら金はかからん)、そしたらなんか新しいのを1本買うか。腕時計ぐらいまともなのが1本は無いと困るものね。NIKEスニーカーといい今回のG-SHOCKといい、バブルの遺産であるなぁ。時代遅れだ。自分が人間として時代遅れなのは承知しているが、それじゃあダメだということも承知しているので。なんとかしないといけませんなぁ。どうすりゃいいのか分かりゃしませんが。