2018/05/23

NHKニュース「増える“縁切り死” 身元不明遺体が映し出す現代社会」を読んで。

この歳で独身である私にとって孤独死は他人事でない。望む望まないに関わらずそうなる可能性は高いと認識せざるを得ない。だが、少なくとも今のところ、私としては「孤独死上等」と思っている。
もし遺言が残せるならこう書くつもりでいる。
「葬儀祭典の類一切不要。どの宗教の決まりにも従うことなく、ただ淡々と遺体を火葬のこと。遺灰は身元不明の方が亡くなった時と同様に、公的機関にある身元不明遺体の遺灰とともに扱うこと。(注:市役所などにはこういった遺灰を最終保管する施設が必ずある、はず。) どの墓にも入れる必要なし、「墓参り」などの死後の儀式の類一切必要なし。」
これは私が宗教嫌いだからよけいこうなるのだが。宗教を嫌いな理由は「宗教は人を救うためにあるはずなのに、実態は宗旨の違いなどにより人と人の間に不和をもたらすから」である。今現在どの宗教にも依存していないし、これからもするつもりはないし、死後も宗教には関わりたくない。
かつ、私が死んだら私のことを誰も覚えている必要ない、きれいさっぱり忘れてほしい。覚えていてくれても当の私は死んでいるのでそれをありがたいとか思わない。「死後の世界」なんてものは無い。死は無になる事である。と思うので、「私が生きて存在したことの痕跡」なんてものは一切要らん。
まあ。実際死んだときに、遺族がどうするかはもちろん死んだ当人には口出しできないので、私の希望通りにはならんかもしれん。でも意思表示だけはしておくつもりで居る。願わくば思いの叶うことを。

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