世界大会本戦後半戦はトーナメントバトルだ。セイ・レイジ組の1回戦相手はガンダムX魔王のマオくんだ。マオくんは「どうやってもスタービルドストライク(=セイ・レイジ組)に勝てない！」と心源流の師範に助言を求めるが、師は具体的なことは何も言わずただマオくんを投げ飛ばす。翌朝決戦の日、マオくんが目覚めると「疲れたから帰る」という書置きを残して師匠は去ってしまった。なんなんだ。しかしマオくんさすがただものでない、真骨頂は「バトルを楽しむことにある」と悟って、無心で決戦に臨むのであった。うわぁマオくん強いぞ。初っ端からサテライトキャノン連発だ。ガンダムXは本来サテライトキャノン使用毎に月面設備からマイクロウェーブ照射を受ける必要がある。が、マオくんはそもそもならその照射エネルギーを受け取るための背面のリフレクターを太陽電池に換装しており、原作なら「月は出ているか？」の言葉通り月が視界内に居ないと撃てないサテライトキャノンを、太陽光さえ届けば撃てる兵器に変えていた。マオくん連発。しかし、先のヴァーチャルバトルでもそうだったように、レイジの操縦はそのことごとくをかわしてしまう。マオくん必殺技の「超凄いビームサーベル」(アニメ中ではちゃんと名前有ったけど忘れたごめんなさい)で格闘戦を挑むが、スタービルドストライクはRGシステム起動してこれに徒手空拳で返す。ギリギリで敗れるマオくんのX魔王。負けはしたけれど、ミサキさんの「かっこよかったよ！」の声に応えるマオくん。
