2014/06/05

死ぬ前に一度は乗ってみたかったクルマ。
メルセデス500E。ベースになっているW124系は本来3リッタークラスのエンジンを載せるためのシャーシ/ボディであり、500EのV8・5リッターエンジンを載せられるようにはできていない。それを前輪のトレッドを無理やり拡張してまで、V8・5リッターをのっけてしまった狂気の産物。メルセデスと言えば「世界で一番(搭乗者は)安全な車」というのがうたい文句だと思うが、コレに限って言うと思いっきり危険なのでは。残念ながらこれは旧モデルなので新車では手に入らないが(いやそもそも買えないが)、今のラインナップに合わせるとEクラスのAMG S-modelかな。AMGは元からマトモな性能の車は作らないので、現EクラスのAMG Sは5.5L V8 直噴ツインターボで最高出力585PS、最大トルク81.6kg・mという非常識なスペックになっているが、E500が凄かったのはAMGのようなスペシャルバージョンではないカタログモデルでそういうような狂気の産物を生み出したことだ。歴史を振り返ると、かつての300SEL 6.3のように、「メルセデスの狂気の産物」と言える車は存在したので、500Eはメルセデスにあってしかるべきラインナップなのかもしれない。…まあもうチャンスはないだろうが、こういうクルマをサーキットで思いっきり引っ張って走らせてみたかった。まあ貧乏人のたわごとです。失礼しました。