2014/08/19

いきなりこんなメールが届いた。
「【重要】T会員規約改訂(2014年11月1日)の事前のお知らせ」
「カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下、CCC)は、個人情報の取り扱いの透明性をより高め、お客さまに嬉しい・楽しい・便利を感じていただけるサービスのこれまで以上の向上を目指し、2014年11月1日にT会員規約を改訂するとともに、お客さまの個人情報の取り扱い方法を「共同利用」から「第三者提供」へ変更することを事前にお知らせいたします。」
ん? 分からん。リンク先を見ると
「現在、「個人情報保護法」の改正が予定されており、利活用活性化を目的として、「個人特定性低減データ」などの定義が議論されています。法令が改正され、「低減」する基準、その他個人情報を適切に利用するための基準が明確になった場合は、改めて規定を見直し、お客様の手続きの負荷軽減などを実施して参ります。」
んん? 何だ「個人特定性低減データ」って。ググったら出てきた。
パーソナルデータ検討会事務局案に対する感想
これを読んでさえよく分からんが、なんか要するにこれまで「個人情報」としてひとくくりだったものを、「準個人情報」と「個人特定性低減データ」という2つの新しい区別を設けて、「もっと使いやすくしよう」っていうことなのかな? どうもそうらしいんだが。ううんどうもよく分からんのだが、最近の「ビッグデータ」とか言われるものの流行で、個人情報を区分けしてマーケティングに使いやすくしよう、っていうことのように読めるのだが。
さしあたり、今回のCCCの規約改定は良いでしょう。11月に情報提供を拒否できるみたいだから。しかし、「準個人情報」と「個人特定性低減データ」ってのはなんか灰色だな。11月にCCCに提供拒否を申し入れたとして、「準個人情報」と「個人特定性低減データ」の提供も拒否できるのか? なーんか読んでると「拒否はできるけどここまでだからね? 「準個人情報」と「個人特定性低減データ」の第三者提供は拒否できないからね?」って言ってるように読めるのだが。
こういうマーケティングなんて言うんだっけ。なんかその消費者の実行動を読んで、「ほーらアンタはこういうのがお好きでしょ?」って出してくるヤツ。私はそれが大嫌いなんだが。やかましいわ欲しいものは金さえあれば宣伝されんでも買うわ。人の行動を勝手に記録してそれを商売に使うなやマジうざい。…って思ってるんだけど、なんか個人情報保護法の改正でその辺を緩くするようだね? 誰がそんなことを許すかこのバカタレ共め! と、思うんですがね個人的にはね。先行きは不透明だけど、そんなふうになるんなら私はTカード捨てよう。そう思う。みなさんはどう思われますかね?
…なお。この手の話題ならこの人が出てこないはずがない、高木先生が突っ込んでおられた。もう今年4月には話題になってたのか知らんかったわ。私としては、みなさんもこの件注視した方が良いと思いますよ? どうかお考えあそばして。