2012/12/28

【今年のアニメ】「戦国コレクション」。未だGyaoで第1話無料視聴可能。
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00111/v08072/v0805000000000526660/
これも当初期待する者は居なかった。だってコナミアニメだし。所詮ソシャゲだし。戦国武将女性化なんて「戦国乙女」とか他にもいーっぱいあったし。現代にタイムスリップしてきて、どうせBASARAみたいに非科学的で異次元なバトルするんだろ。何をいまさら。面白いわけがねえ。
ところが第1話放映後評価が一変。戦国時代からタイムスリップしたのではなく、全く時間軸のつながりのない「戦国世界」から来たこと。バトルするわけではなく、武将個々人が現代世界に馴染もうと四苦八苦する現実味があること。ソシャゲ設定があんまり関係ないこと。「ストーリーの流れや演出内容、舞台設定や背景の意匠などが各話のエピソード毎で特定の映画のオマージュとなっている」こと(例えば第1話は「ローマの休日」)。戦国武将どころか「オマエどこが武将だ!」っていうキャラまで平気で登場すること。第1話の信長こそ戦国世界から飛んできたところから話が始まるが、2話以降は各武将(武将じゃないのも居るが)は既に現実世界に溶け込んでおり、けなげに(一部はずうずうしく)生活していること。そしてなにより、各戦国武将のキャラデザ(性格含む)が、予想を完全に裏切ってめちゃくちゃぶっとんでいて、なおかつ愛らしいこと。
ストーリーもギャグばかりじゃないシリアスもあり(「COLLECTION-18 Four Leaves」のよしつぐちゃんとか)。作画等アニメとしてのクオリティが終始高かったのも良かった。ともかく、毎回必ず「びっくりすることばかりだね」なアニメであった。こういう予想の裏切られ方は良い。いやもう毎回次回が楽しみで仕方がないっていう。いや良かった。本当に。個人的に一番好きなのはつねひさちゃん回。
まさか幼稚園児とはなぁ。それで大爆笑だものな。うーん忘れられない。
最終話に新たに(新たに?)ベートーヴェンが現在へ飛ばされてきてたし(だからベートーヴェンのどこが武将だっつうの)、まだ登場してない武将(武将?)いっぱい居るし、ソシャゲも大うけで相当儲かってるだろうし、アニメ2期あるよね? 期待してるのよコナミさん。
【追記】みつひで回のアイキャッチが可愛かった。
ので、世の絵描きさんたちは他の武将(?)もこぞってデフォルメ化した。
これ和むわー。PCの壁紙にするとなお和む。